にんにくパパのブログ

2児のパパ介護士です。兼業投資家。現物投資。バルーンアート得意。色々つぶやいていきます。

株式投資の未来 永続する会社が本当の利益をもたらす 作ジェレミー・シーゲルを読んで

株式投資の未来

永続する会社が本当の利益をもたらす

作ジェレミー・シーゲルを読んで

 

(感想)

・膨大な分析データを使って、

今後の株式投資を語ってる本。

投資の未来は明るいと。

 

ちょっと前の本で、今の世界問題と少し違うが

高齢化問題を上げていて

先進国では高齢化が進んでいるが

中国やインドが順調の成長していれば

大丈夫とのこと。

 

・インデックス投資が基本。

で精神的の余裕がある人なら

本に書いてあった個別銘柄、セクターに投資といった感じ。

 

インデックス投資と他の投資はその人ごとのリスク許容度に応じて。

 

・外国の人が書いた本で 共感しづらく、

読みづらかった。

別にそんなこと書かなくでもいいなと思うことが多く、

自分的には本の厚さの割に、学ぶところが少なかった。

 

・成長株について書かれてあって

ひと昔前のハイテクバブルの時のことが書かれてあって

成長株は実態をともわない株高になりやすいと書かれてあって、

 

俺に置き換えてみれば

鈴与シンワートやサイバーリンクスの

脱はんこ銘柄の投資と同じような状態やなと思った。

 

脱はんこはまだ実態がわからないことが多い。

売上や市場規模。

 

まだきっちりと本格的に動いていないので

そりゃ、実態が良く分からんよな。

 

これは反省点やな。

 

成長株は株高で捕まり、塩漬けのなる可能性が高い。

 

その代わり、より上がる確率はある

 

でもおれは資金内でも資産配分を間違えたな

 

これが反省点。

 

(印象に残った文章)

・投資家はたいてい次の話題のセクターはどこだろうと考える。

短期投資家はもっともだ。

リターンと時価総額は短期的にみれば、かなりの程度で相関する。

だが長期的に投資するなら、話題のセクターを追い求めるアプローチは残念なリターンしかもたらさないだろう。

 

・ランダムウォーカーの著書はこう言ってる。

IPOの主な売り手はその経営陣。

経営陣は会社が絶頂期に売り出そうとタイミングを見計らう。

絶頂期とは、目下の流行り物をめぐる投資家の熱狂がピークを迎える時。

起業家やベンチャーキャピタルは 取引が始まると、早々に持ち株の大半を放出する。

 

一方投資家は天に昇るつもり参加したが、実際は真っ直ぐと地下に落ちることになる。

 

・投資の世界には次の一般通念がある。

新製品や新技術の開発に、第一段階から参加できれば、金持ちになれる。

 

〜だがこの前提は違う。

 

経済の成長と利益の成長とは別にのものだ。 それどころか、生産性の向上が利益を破壊し、株価の急落につながることさえある。

 

・技術力を成功のカギとみる人は多い。

生産を合理化できれば、利益率低迷に対する答えになると思える。

だが実際にはそうなっていない。

 

・偉大な企業への飛躍を導いた経営幹部を対象にしたインタビューで、ぜんたいの8割は飛躍をもたらした上位5つの要因の中に技術をあげていない。

1位にあげた人は2%。

 

超優良企業では、技術は補佐的な役割をしている。

会社の中核的能力を補完する役割。

 

・投資先として、私はいつも景気のいい業界でなく、惨めな業界を選ぶ。

ほとんど成長しない業界は生き残りと窓際族がシェアを伸ばす。

停滞した市場で着実にシェアを伸ばす企業は、活況に沸く市場でシェアを奪われ、防衛に追われる企業よりずっとマシだ。

by  ピーター・リンチ

 

→俺の脱ハンコ銘柄を言ってる感じ

 

・個人であれ、会社であれ、それぞれ努力することで、他を上回ることが出来る。

だが同じ努力をすれば、そうはならない。

これと同じで、どこかの一社が生産性を向上させる戦略をとり、それが他の競合には真似出来ない戦略だったなら、その会社の利益は伸びる。

だが他の会社も同じ技術を習得し、揃って実施し始めれば、業界全体のコストが下がり、価格も下がって、生産性向上の恩恵は消費者が手にする。

 

→こんなこと考えたことなかった

 

・ある偉大な企業に飛躍をもたらした要因を5つあげてもらうと、

 

技術力は1位ではなかった。

 

2、3、4、5位でもなかった。

 

主要な要因は、会社の一貫性、組織全体に我々の考えを浸透させる能力、それを可能にした要因として、経営階層がなく官僚主義がない組織だ。

 

ある経営幹部はこう言ってる。

当社の成功の20%は採用した技術によるものだが、80%は企業文化によるものだ。

 

・運用成績が高い銘柄が技術革命の先端に行く業界に属しているとは限らない。

それどころか、低迷する業界、縮小する業界に属しているケースが大いに。

こうした企業を率いる経営陣は、効率性を徹底して追求し、競争上のニッチ市場を開拓して、優位な地位を築いてきた。

 

(印象に残った所を振り返って)

 

・今までになかった考え方を知ることができ、知識が深まった。

優れた技術力が企業価値を上げるのではなく、 企業文化が大事とのこと。

 

これは今までになかった考えや。

今の塩漬け真っ最中の俺に響く考えやな。